立方体の絵の描き方-初心者でも簡単なイラスト
この記事でわかる絵のコツ
・立方体も円柱と同様、まっすぐな線で描く、
絵の基本形の形です。
・簡単な絵の描き方を少しずつマネして
いくことで、
立体の描き方が感覚的に
わかるようになる
というメリットがあります。
・今回は、簡単な影もつけてみるので、
ぜひ一緒に描いてみてください。
目次
✅立方体の形の描き方
✅立方体の影の描き方
✅さいごに
立方体の形の描き方
■手順1
・まずは、立方体の一番手前にくる角の
たて線を描きます。
■手順2
・図のように、両脇の角の縦線も描いて
みましょう。
・2つの側面の幅の割合がどれくらいかを、
よく観察しながらかいていきます。
・斜め上からみているので、パース(遠近
感)がつき、この3本のたて線は下にいく
に連れてわずかに狭くなっていきます。
■手順3
・立方体の縦幅を決めます。
・これも、奥にいくほどパース(遠近感)
がついて、わずかに狭くなっていきます。
■手順4
・「手順3」で描いた目印の点をつないで、
立方体の側面を描きます。
■手順5
・立方体の背面側の縦線を描きます。
■手順6(失敗図)
・この図は、上下の面を描いてみた場面の
失敗例です。
・この図では、手前の辺と並行になるよう
に奥側の辺を描いて失敗しています。
・実際は、パース(遠近感)がつくので、
奥の角がくる場所は、これよりもう少し
内側になるのです。
・これについて、
「2点透視図」
というものを使ってもう少し詳しく
説明しますね。
■手順6(2点透視図-1)
・図のように、右手前側の上下の線を伸ば
していくと、延長線上で交わります。
■手順6(2点透視図-2)
・図のように、左奥の上下の角から延長線上
の交点に向かって線を伸ばします。
■手順6(2点透視図-3)
・同様に、左手前側の上下の線を伸ばして
いくと、延長線上で交わります。
■手順6(2点透視図-4)
・図のように、右奥の上下の角から延長線上
の交点に向かって線を伸ばします。
■手順6(2点透視図-5)
・最終的に、赤線と水色の線の交点が、
奥側の縦線上の角になります。
■手順6
・このように、2点透視図を使って目印の
点を付け、上下の面を描いていきます。
■手順7
・はみ出している下描きの線を消して、
形を整えます。
■手順8
・図の赤線の部分については、立体になる
と見えなくなる部分なので消します。
・これで、下描きの線画は完成です。
立方体の影の描き方
■手順9
・図のように、左前の面をたて線で描きます。
※影の線の向きに決まりはありませんが、
面の向きに沿って描くのが基本形
ということだけ、憶えておいてください。
■手順10
・右手前の面を、たて線と横線を格子状に
して描きます。
※網掛けを重ねることで、左前の面よりも
暗い影を表現します。
■手順11
・上の面の影を、面の向きに沿うように
描いていきます。
■手順12
・上の面の左半分だけ、軽く横線の網掛け
で影を重ねることで、影のグラデーション
を出します。
■完成図-1
・これで、ひとまず完成です。
・好みによっては、
手順13以降
のように影を強くしても構いません。
■手順13
・図のように、左前の面に
横線、斜め線
の影を重ねます。
■手順14
・図のように、右前の面にも
右上がり斜め線
右下がり斜め線
の2種類の線で、影を重ねます。
■完成図-2
・これで、立方体の完成です。
さいごに
・立方体の「形」や「影のつきかた」などは、
絵の描き方の基本です。
最初はかたちをとるのがむずかしいかも
しれないですが、慣れればだんだん簡単
になっていきます。
とくに、今回のような基本的な手順を
知っておくと描きやすいので、この手順
にそって、何度か練習してみてください
ね。
Youtube版 解説動画
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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