リアルな目の書き方(第2弾)-リアルな絵やイラストの描き方

この記事でわかるリアルな絵やイラストのコツ

・この記事では、
リアルな目の書き方
について、このモデルさんの目のイラストを
描きながら解説していきます。
・この記事を読むことで、
リアルな目の描き方の5つのポイント
として、
①下描きの描き方
②まつ毛の描き方
③黒目部分の描き方
④白目部分の描き方
⑤仕上げの描き方
の詳細な手順とコツを理解することが
できます。
また、目の描き方の手順をマネすることで、
初心者の人でも驚くほどリアルに
描けるようになる
でしょう。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
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については、
プレミアムレッスン
でも、動画(約22分)で詳細解説しています。

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文字と写真ではどうしても伝えきれない
更に細かい部分まで詳細に解説。
この記事と合わせて視聴してもらうと
より深く正確に内容を理解して
実践することができる
ようになります。
ぜひいちど、チェックしてみてください。
目次
✅使用する道具
✅目の下描き~下塗りの書き方
✅目のまつ毛の書き方
✅目の黒目部分の書き方
✅上まつ毛~目の周辺のリアルな肌の質感の書き方
✅リアルな目に仕上げる書き方
✅さいごに
使用する道具
【使用ソフトウェア】
CLIP STUDIO PAINT PRO
【液晶タブレット】
※私が使用している液タブです。
Huion Kamvas Pro 13
※今回の絵は、
『無料ペイントソフト』
『アナログの鉛筆画』
でも実践できます。
⇒基本的な機能である
・鉛筆&エアブラシ
・ぼかし
・消しゴム
しか使用していません。
目の下描き~下塗りの書き方
■手順1

・まずは、原画写真と絵を描く用紙の両方に
このようなグリッド(マス目)を描きましょう。
これを目印にしながら正確に輪郭をトレース
していきます。
■マス目を使った下描きの描き方については
こちらの記事で詳しく解説しています。
↓↓↓
■手順2

・下描きをかくときは、
・目の外側の輪郭
・目の内側の輪郭(白目の輪郭)
の両方とも描いておくようにしましょう。
・二重まぶたの線も描いておきます。
・全体的に、うすいグレーで
『下塗り』
をします。
下塗りをしておくことで、
白色のペンを使って光を描き込む表現
をすることができるようになります。
■手順3

・影が濃い部分の下地を塗り足していきます。
下地の出来栄えが、この後の工程で
描き込んでいくときの作業のやりやすさ
に直結します。
この段階で、しっかりと仕上げておきましょう。
・黒目はこの段階では、
一番濃い部分だけしっかり塗っておく
ようにしましょう。
細かい模様に見える部分の描き込みは
後の工程で行います。
■手順4


・白目も、しっかりと陰影をつけておきましょう。
『白目は白い』
という先入観は持たないようにすることが
大切です。
・まつ毛を描き始める前に、
上まぶたと二重まぶたの線の間に生えている
細かい毛並みを描き込んでおきます。
原画写真の毛並みをよく観察しながら
描き込みましょう。
・細かい毛が描けたら、原画写真を見ながら
白色で光の粒も描き込んでいく
ようにしましょう。
※鉛筆画の場合は、
ペン型消しゴムで白抜く(紙の白を出す)
ことで光を表現します。
目のまつ毛の描き方
■手順5


・下まつ毛を描いていきます。
・まずは目立つまつ毛を何本か描いて
まつ毛のバランスをとっていく
ようにしましょう。
・まつ毛は、
濃くクッキリ描きすぎると
絵が浮いてしまう
(=自然な感じに見えない)
という性質があります。
少しピンボケ感を出すために、
・エアブラシツールを使う
・筆の太さは細くする
・筆の濃度は薄くする
で描くのがオススメです。
※鉛筆画の場合は、描き込んだあとに
線を少し綿棒でボカしてあげれば
OKです。
■手順6

・目立つまつ毛を描くことで全体のバランス
がとれたら、
目立つまつ毛の間を埋めるように
細かいまつ毛を描き込む
ようにします。
・まつ毛が一通り描けたら、
・長さや太さを微調整する
・まつ毛に当たっている光を描き込む
という要領で仕上げていきましょう。
■手順7


・同じ要領で、残りの下まつ毛も
描き込んでいきます。
淡々と同じリズムで描いていくことが、
筆圧や線のタッチが変わらずに
全体的にまとまった絵になる
ためのコツです。
・まつ毛をおおまかに描くときは、
2枚目の写真のように
ブロックごとに区切って、
どの毛がどこから生えているのかを
観察する
と描きやすいです。
まつ毛は、
生え際の位置さえ間違えなければ
大きなミスにはならない
ので、定期的に全体を見渡して
生え際の位置がズレてきていないか?
を確認するようにしましょう。
目の黒目部分の描き方
■手順8


・黒目の中の模様を、以下の要領で
描き込んでいきます。
■手順①
うすいグレーで下塗りをする
⇒描き込む範囲の中で一番うすい色の
グレーを使います
■手順②
全体的に、できるだけ正確に模様を描く
■手順③
描き込みができたら一度全体的にぼかす
⇒模様が絵全体になじむようにします。
ぼかし加減を見ながら少しずつぼかして
いきましょう。
(ここまでで下地が完成)
■手順④
この下地の上に、「光」「暗い影」など
細かい部分を描き込む
上まつ毛~目の周辺のリアルな肌の質感の書き方
■手順9

・下まつげと同じように、上まつげも
1本ずつの毛が生えている場所を丁寧に
確認しながら描き込んでいきます。
■手順10

・白色で、白目の部分の「光」を描き込みます。
※鉛筆画の場合は、ペン型消しゴムで
白く消し抜きましょう。
・二重まぶたの線を、
上へ上へと引っ張るようにして
線の輪郭をぼかす
ようにします。
■手順11

・目の周辺の肌の質感の描き方は、
『肌の質感を描くイメージ図』
を参考にしてください。
描き方の手順は以下の要領です。
①下地よりすこし濃いグレーで
網掛けの線を描く
②網掛けした線を、ところどころ切る
ように消す
③見えるか見えないかくらいの大きさで
白い点と黒い点を描いていく。
■手順12


・同様の手順で
・二重の輪郭をぼかす
・肌の質感を描き込む
・まつ毛を描き込む
の作業を繰り返して仕上げていきます。
・まつ毛は、下地の濃さによって見え方が
変わります。
✅下地の色が明るいところ
⇒まつ毛は黒く見える
✅下地の色が暗いところ
⇒まつ毛は白っぽく見える
リアルな目に仕上げる描き方
■手順13

・白目の部分や、白目周辺のピンクの肌の
部分に白い点をうすく描き入れて、
肌の質感を出します。
■手順14

・細かいまつ毛や白い光の点を描き入れて
微調整したら完成です。
さいごに
・目は、「形」「大きさ」「色」など、
どれをとってもひとそれぞれ違う個性が
出る部分です。
・でも、この記事で説明したような
基本となるリアルな目の書き方
をひとつマスターすれば、誰の目でも
描けるようになります。
・そして、いろいろな人の目を描くことで
原画を観察する力がついてくる
ということは、今回の記事を読んでくれた
あなたなら、わかってもらえると思います。
ぜひ、実践してみてくださいね!
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・この「リアルな目の書き方(第2弾)」は
プレミアムレッスン動画(約22分)
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動画で復習することで
より深く正確に内容を理解して
実践することができる
ようになるので、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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