絵の初心者向け基礎練習-線を書く練習をしてみよう

この記事でわかる絵のコツ
✅初心者の人に必ず共通していること!
何だと思いますか?
それは、絵の描き方の問題ではなく
『手がガチガチで動かない』
ということです。
✅基本の「き」
手をリラックスさせる練習はカンタン!
のびのび線を引いてみることです。
この記事で、私と一緒にやってみましょう。
目次
✅フリーハンドでまっすぐな線が引けるようになろう
✅線の基本練習
■まずは「横線」をまっすぐ引いてみよう
■「たて線」を引いてみよう
■右上がりの「ナナメ線」を引いてみよう
■右下がりの「ナナメ線」を引いてみよう
✅さいごに
フリーハンドでまっすぐな線が引けるようになろう
■絵やスケッチの基本はフリーハンド
・『絵の上達の第一歩』
ということで、まずは
縦、横、ななめ、どんな方向でも
自由に線が引ける
ようになりましょう。
最初は思ったよりむずかしいかも
しれませんが、10分くらいやるだけで、
すぐに手が動くようになりますよ。
■直線が上手くなれば、曲線も描けるようになる
・リラックスして描けるようになれば、
あとは「直線」も「曲線」も関係なく、
絵を描くことぜんぶが上手くなります。
・使う道具は、
✅A4のコピー用紙
✅鉛筆1本
だけ。
用意できたら早速はじめましょう。
■なぞり練習用PDF
・パソコンで印刷ができるのであれば、
このファイル(81KB)をダウンロード
して印刷してご利用ください。
線の基本練習
■まずは「横線」をまっすぐ引いてみよう

よこ線の練習
✅まずは、この図のようにまっすぐな線を
横に引いてみましょう。
✅線の引き方は
左から右に向かって引く
ようにしてください。
✅手首を机に固定して線を描くと、
人体の構造上、曲線になってしまう
んです。
コンパスみたいな動きになるんです。
✅なので、線を描くときは指や手首でなく
ひじの曲げ伸ばしを使う
脇の開け閉めを使う
⇒つまり身体全体を使う
というイメージで動かしましょう。
そのためのコツは、
手首を「ペタッ」と机に固定しない
ということが重要です。
ちょっと手首を浮かせる
くらいのつもりで鉛筆を持つと、
手が自由に動くようになります。
✅鉛筆を動かすスピードは
速すぎず・遅すぎず
です。
と、言葉で説明するのは難しいので、
いちど、次の手順1~3を試してみて
ください。
■手順1
鉛筆を動かすときに、
「すーっ」
と息を吐きながら、
一本の線を、最初から最後まで
一定のスピードで描ききる
ように練習してみてください。
■手順2
何本か線を引いていると、一番きれいに
描ける手のスピードが見つかるはずです。
それが、あなたにとっていちばん
ちょうどいい手を動かすスピード
ということです。
■手順3
並行な線を何本か描いてみて、線がきれい
にそろうようになってきたら完璧です!
■「たて線」を引いてみよう
ーーーーーーーーー+---------+

たて線の練習
✅次に、たての線を引いてみましょう。
✅実は、「横の線」より「たての線」の方が
難しいんです。
焦らなくてもよいので、リラックスして
まっすぐ下に引いてみてください。
✅注意する点や練習方法は、よこ線のとき
と同じです。
身体をなるべく大きく使って、
一定のリズムで描くようにしましょう。
■右上がりの「ナナメ線」を引いてみよう

右上がりななめ線の練習
✅次に、右上がりのナナメ線を引いて
みましょう。
✅線は、左下から右上に向かって
引きます。
✅既に縦・横の線の練習ができていれば
そんなに難しくなくクリアできるかと
思います。
✅ここでも注意する点や練習方法は、
よこ線のときと同じです。
身体をなるべく大きく使って、
一定のリズムで描くようにしましょう。
■右下がりの「ナナメ線」を引いてみよう

右下がりななめ線の練習
✅さいごに、右下がりのナナメ線を引いて
みましょう。
✅線は、左下から右上に向かって
引きます。
✅ここでも注意する点や練習方法は、
よこ線のときと同じです。
身体をなるべく大きく使って、
一定のリズムで描くようにしましょう。
■この線の向きは、右利きの人はとくに注意!
・手首を机に「ペタッ」とつけて描くと、
だんだん鉛筆が垂直に立つ動き
になるのが問題なんです。
すると、
■鉛筆が立つにつれて、筆圧が強く
なって、線の強弱が汚くなる
■指と手首が曲がりきらなくなった
ところで鉛筆を動かしにくくなるので
線がグニャグニャになりやすい
ということが起こります。
・これは、短い線を描くときはあまり問題
にならないです。
でも、長い直線を描くときは、身体を
大きく使って描くことを必ず意識する
ようにしてくださいね。
さいごに
・絵を描くときに、短い線を何本もつないで
描く方法もありますが、
一筆書きで長い線も引けるようになって
おくと、絵に勢いが出せる
というメリットがあります。
マンガ家の先生の絵が魅力的なのは、
線の勢いや強弱がきれいだからなんですね。
線がきれいに走るようになると、絵の魅力
も上がるんです。
なので、ぜひここからやってみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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