リアル絵・デッサンの鉛筆の持ちかた

リアルな絵の描き方-鉛筆の持ち方サムネイル

この記事でわかる絵のコツ

・この記事では、絵を描くときの

  ■代表的な鉛筆の持ち方
  ■持ち方がいろいろある理由
  ■リアル絵を描くときは、

   そんなに持ち方にこだわらない

 ということがわかります。

目次

✅いろいろな鉛筆の持ちかた

✅リアル絵で使う鉛筆の持ち方は2種類だけ
  ■「デッサン」と「リアル絵」 は

   やってることが違います

  ■リアル絵を描くときの鉛筆の

   持ち方はシンプルでいい

✅さいごに
  ■鉛筆の持ち方に決まりはない

いろいろな鉛筆の持ちかた

・デッサンをするときには、絵の描き方の
 目的に応じていろいろな鉛筆の持ち方を
 します。

 ここでは、代表的な4つの持ち方を
 紹介します。


■鉛筆の持ち方1

✅この持ち方は、
  ・絵の描き始めなどでおおまか
   に形をとる

  ・広い範囲を塗る
 といったことをしたいときの持ち方です。

✅持ち方のポイントは、以下の3つです。
  ①鉛筆を寝かせる

  ②芯の側面の部分をあてる

  ③軽く動かします。
   手に力を入れ過ぎず、軽く柔らかく
   なでるように描きます。


■鉛筆の持ち方2

✅筆圧をかけて塗るときの持ち方です。

✅持ち方のポイントは、以下の3つです。
  ①鉛筆を短めに持つ

  ②上から被せるように持つ

  ③小指を紙に当てて支えながら、
   親指で軽く押す感じで動かします。


■鉛筆の持ち方3

✅軽く細かく塗るときの持ち方です。

✅持ち方のポイントは、以下の2つです。
  ①人差し指と中指と親指で、
   鉛筆をつまむように持ちます

  ②「軽く」「早く」動かします。


✅手の支えかたは、線の向きによって
 多少変化しても構いません。

 疲れにくく、長時間、同じ筆圧で続け
 られるような持ち方を工夫しましょう。


■鉛筆の持ち方4

✅鉛筆を立てて字を書くときの持ち方です。

 固い鉛筆やシャープペンなどで、細かい
 ところを描き込むときは、この持ち方に
 なります。

✅この持ち方をするのは、
  仕上げの段階が多いので、手で作品を
  こすって汚さないように注意
 してくださいね。

リアル絵で使う鉛筆の持ち方は2種類だけ

「デッサン」「リアル絵」 はやってることが違います

・実は、
  ✅美術系の人がやってる
   「デッサンを描く」

  ✅「リアル絵を描く」

 というのは、根本的にやっていること
 が違うんです。


・ざっくり説明しますね。


・デッサンは、この絵のように
  影を線で描く
 と思ってください。

 こんな感じで網掛けを重ね描きして
 いく手法で影を濃くしていきます。


・もちろん部分的にはボカすこともありますが、
 線を大事にするので
  線の向き、強弱、濃淡
 こういったものが重要になってきます。


・ですので、
  いろいろな線を描き分けるために
  鉛筆の持ち方もいろいろ使い分ける
  必要がある
 ということになります。


・リアル絵は、基本的に
  肌の陰影表現に線は使わない
 と思ってください。


・厳密には、線も網掛けもしますが、
  描いた線は殆どボカしてしまって、
  完成時には線は殆ど残さない
 ということです。

■リアル絵を描くときの鉛筆の持ち方はシンプルでいい

・リアル絵では、
  線は殆どぼかしてしまう
      ↓
  線の強弱の描き分けはそんなに

  重要ではない
      ↓
  鉛筆の持ち方はそんなに

  使い分ける必要性もない
 ということになります。

・前述した4種類の持ち方のうち、
 この2種類だけ使えばOKです。


✅軽く細かく塗るときの持ち方です。

✅持ち方のポイントは、以下の2つです。
  ①人差し指と中指と親指で、
   鉛筆をつまむように持ちます

  ②「軽く」「早く」動かします。


✅手の支えかたは、線の向きによって
 多少変化しても構いません。

 疲れにくく、長時間、同じ筆圧で続け
 られるような持ち方を工夫しましょう。


✅鉛筆を立てて字を書くときの持ち方です。

 固い鉛筆やシャープペンなどで、細かい
 ところを描き込むときは、この持ち方に
 なります。

✅この持ち方をするのは、
  仕上げの段階が多いので、手で作品を
  こすって汚さないように注意
 してくださいね。

さいごに

鉛筆の持ち方に決まりはない

・今回は、鉛筆の4つの持ち方を紹介
 しましたが、結局は
  鉛筆の持ち方に決まったルールはない
 です。

 ですので、初心者の人は
  ・知識として、この記事で紹介したような
   持ち方がある
 ということを理解したうえで、
  ・まずは細かいことに縛られることなく、
   気軽に描いてみる

 ところから始めてみてください。


・絵を描くことに慣れてきて、いろいろな鉛筆
 のタッチを試してみたくなった段階で、
 この記事の内容をベースにして、
 自分が描きやすい楽な持ち方を研究してみる
 と良いでしょう。

← デッサンを学んでみたい方は、
  この本がオススメです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

こちらの記事もオススメ


そうだ、
絵を描こう!

↓↓↓

リアル絵の描き方プレミアムレッスン

作者の「次もいい記事を書くぞ!スイッチ」はコチラ!
↓↓↓

この下のSNSボタンをポチッと押すと
お友達にこの記事を紹介をできます

SNSシェアのお願い画像