傘の絵の描き方-初心者でも簡単なリアルなイラスト

この記事でわかるリアル絵のコツ
・傘の絵の描き方は、簡単そうに見えますが
描いてみると、
✅傘の楕円の描き方
✅傘の骨の描き方
✅傘の立体感の描き方
など、意外とバランスよく描くことがむずかしい
ということがわかります。
・この記事では、これらのポイントについて
初心者でもバランスよく描ける
絵の描き方のポイント
を、1ステップずつ順番に解説していきます。
ぜひ一緒に描いて、楽しんでみてくださいね。
目次
✅傘の絵の基準線の描き方
✅傘の絵の形の描き方
✅傘の骨の描き方
✅さいごに
傘の絵の基準線の描き方

完成図
・この記事で解説する絵は、
この傘の絵の描き方です。
ぜひ、みなさんも一緒に描いてみて
ください。
■手順1

・最初は、「アタリ」を書いていきます。
※「アタリ」とは、
・絵の大きさや形
・傘、柄、持ち手などのパーツの
おおまかな場所決め
をざっくりと描くことです。
・まずは、傘の柄の直線を描きます。
■手順2


・この絵のように、傘の楕円形がくる部分に
3:2
となる目印の点を描きます。
・2枚目の絵のように、水平線を3本
描きます。
この線をもとに、傘の楕円形を
描いていきます。
■手順3

・この絵のように、
傘の楕円形を描くときの
目安となる線
を描き込んでいきます。
⇒図のように、
縦の直径を「1」とすると
上の線の半径は「1.5~1.6」
下の線の半径は「1.2~1.3」
という比率になるように目印をうちます。
■手順4

・「手順3」でつけた目印をもとに、
縦線を描き加えます。
・この絵のように、傘の部分のに
「田」の字ができます。
この「田」の字を基準線として
傘の形の原型となる楕円形を
描いていきます。
傘の絵の形の描き方
■手順5

・この絵のように、
「田」の上下左右の部分を伸ばす
ようにして、楕円形を描く下地を作ります。
■手順6


・「手順5」につづき、
傘の楕円形を描いていきます。
・2枚目の絵のように、
・上半分の楕円は、少し横に膨らむ
曲線にする
・下半分の楕円は、そのまま下に
降りる曲線にする
というようにかき分けることで、
遠近感のある楕円になります。
■手順7

・この絵のように、
線の中心の位置の目印をつける
ようにします。
■手順8

・「手順7」でつけた「中心」より少し内側に
目印をつけます。
この目印が、
傘を8等分するために使う目印
となります。
■手順9

・この絵のように、
「手順8」でつけた目印の点から、
円の中心を通る対角線
を描きましょう。
これで、円を8等分にすることができ
傘の原型が見えてきました。
■手順10

・この絵のように、
楕円の輪郭線の部分を
内側に反るような曲線にする
ように描き込んでいきます。
傘を開いたときに、
傘の生地のふちの部分が「ピンッ」と
張っている感じ
が出ます。
■手順11

・ここまできたら、いちど余分な線を消して
絵を整理しましょう。
・今度は、傘の立体感を出していきます。
この図の赤い点のように、
傘のドーム型の中心となる部分
に目印をつけます。
■手順12

・手前側の頂点から、ドームの中心に向けて
図のような曲線を描きます。
ちょっと盛り上がった曲線となるように
意識して描くと良いです。
■手順13

・図のように、
傘の両横からドームの中心に向けて
の曲線
を描き込みます。
これは、カーブの緩やかな自然な曲線
で描きましょう。
■手順14

・図のように、
傘の奥側の頂点から、
ドームの中心に向けての曲線
を描き込みます。
これは、傘の内側から見える曲線なので
手前の傘の生地で隠れる部分
(=図の点線の部分)
は描きません。
■手順15

・図のように、
傘の手前側の生地の上端部分は
U字形に反って見える
ようになります。
ここを描き変えるだけで、絵の雰囲気が
グッと変わってくる、大切な部分です。
傘の骨の描き方
■手順16

・図のように、
傘の骨は、傘の生地が貼られている
針金の中心部分を支えている
ように描きます。
■手順17

・「長い骨」を支える「短い骨」を
描き加えます。
・「長い骨」の真ん中よりやや中心寄りの
部分を支えるように描きます。
■手順18

・傘の柄(棒)をペン入れして、太く清書します。
■手順19


・傘の柄(棒)の長さは、
傘を畳んだときにちょうどピッタリ
柄が隠れるくらいの長さ
をイメージして描きましょう。
・最後に、持ち手の部分を描き加えたら
完成です。
さいごに

・傘ようなバランスのとりにくい絵は、
描き方の手順が重要になってきます。
・逆に言うと、
描き方さえわかれば、
初心者でも再現しやすい絵
ということです。
ぜひ一度、マネして描いてみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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