絵やスケッチの線は3つのステップで形を整える-絵やイラストの描き方

リアルな絵-絵やスケッチの線は3つのステップでサムネイル-セピア

この記事でわかる絵のコツ

・絵やイラストを描くときって、ちょっと
 緊張しますよね?
 まっすぐ線を引こうとしたら息を止め
 ちゃったりとか、よくあると思います。

・この記事では、
 ✅下書きの絵を描くときの3つのステップ
 ✅鉛筆の持ち方を変えれば緊張しないで
  線が描けること
 ✅まずは手を慣らしてみよう
 ということについて、お話しています。

目次

✅下書きの絵を描くときの3つのステップ
 ・アタリの線の描き方
 ・絵の形を決めていく線の描き方
 ・最終的な下書き線の描き方
✅少し練習して手を慣らしてみよう
✅さいごに

下書きの絵を描くときの3つのステップ

■アタリの線の描き方

✅アタリ線とは
・アタリ線というのは、絵の
  大体の場所と大きさの目印
 をつけるための線のことです。

・この段階では、
  ■紙から顔をはなす
  ■描きたいものが、紙のどの辺りに

   くるのかイメージする
  ■場所と大きさの目印をざっくり描く

 の3つに集中します。

 細かい部分は描き込みません。

 ホント、図のような感じで
 素早く適当に描きます。
 ※これでも描き過ぎなくらいで、
  極端な話、丸や三角だけでも充分です。


イラストの描き方-鉛筆の持ち方1
イラストの描き方
鉛筆の持ち方

✅鉛筆の持ち方
 ・鉛筆は、ちょっと長めに持ちます。

 ・写真のように、人差し指と中指の間に
  「ちょん」とのせ、親指ではさみます。

 ・指に力が入ると、鉛筆を素早く動かす
  ことができません。
  この3本の指は、
   できるだけ力を抜く
  ということを意識しましょう。


イラストの描き方-鉛筆の持ち方3

肩の力を抜いて
ひじを動かしてスーッと描く
↓↓↓

イラストの描き方-鉛筆の持ち方4

✅鉛筆の動かし方
 ・鉛筆を軽く持ったら、
  鉛筆を寝かせた状態で紙にのせます。

 ・長い線を引くときは、写真のように
   ■指や手首はあまり使わないで、
    ひじを使って描く
   ■肩の力を抜いて
    『スーッ』と、素早く動かす
  ということを意識して描きましょう。


■絵の形を決めていく線の描き方

イラストの描き方-アタリから形決め
イラストの描き方
アタリから形決め

・アタリ線とは
 ✅大体の場所と大きさの目印を決める線
 でしたね。

・絵の大きさが決まったら、今度は
 ✅絵の形を決めていく線
 を描いていきます。

・いきなり形を決めようとしないで、
 細かい線を何本も重ねて少しずつ形を
 出していきましょう。

・このときも、鉛筆の持ち方はアタリを
 描くときとほぼ同じです。
  ■少し長めに持つ
  ■手や肩の力を抜く
  ■素早く動かす

 を意識して描いていきましょう。


■最終的な下書き線の描き方

イラストの描き方-ペン入れ
イラストの描き方
下書き

・絵の形が決まったら、いよいよ下書き
 をします。

・鉛筆の持ち方は
  ■字を書くときと同じくらいか
   少しだけ長めに持つ
  ■手や肩の力を抜く
  ■下絵をていねいになぞるように描く

 を意識して描いていきましょう。

・ていねいに描くといっても、
  ■ゆっくり動かし過ぎると
   ミミズが這ったようなグネグネ線
 になってしまうので、
  ■ていねい&素早く
 を目指しましょう。


✅紙が汚れたら別の紙にトレースしましょう

・アタリや形決めをしている段階で
  ■描いたり消したりしすぎて
   紙が汚れた
 ということは、よくある話です。

 紙が汚れて傷ついていると、そのあと
 絵を仕上げていく段階で
  ■色がうまく塗れない・ぼかせない
  ■紙が破けてしまう
  ■完成した作品が汚い

 というように困ったことになります。

 これを避けるために、紙が汚れたときは、
 最終的な下書きを書くタイミングで
  ■新しい紙を重ねてトレース
   (なぞって書き写すこと)
 をしましょう。

■うすい紙なら
 コピー用紙くらいのうすい紙なら、
 紙を重ねるだけで普通に透けて見える
 ので、そのままトレースできます。

■ケント紙くらいの厚紙なら
 ケント紙のような厚紙だと、紙を重ねた
 だけでは透けないので、トレース台
 使いましょう。

 下から光を照らすことで、こんな感じで
 透かすことができます。


■トレース台については、
 こちらの記事で詳しく解説しています。
     ↓↓↓

絵の書き方-トレース台を活用する
トレース台の詳しい
使い方&選び方

⇒最近は、10年前では想像できないくらい
 とても安価な製品出てます。

 僕が使っているトレース台も
 3000円しない製品
ですが、
 上の写真のようにバッチリ使えてます。

少し練習して手を慣らしてみよう

イラストの描き方-鉛筆の持ち方1
イラストの描き方
鉛筆の持ち方1
イラストの描き方-手を慣らしてみよう
イラストの描き方
手を慣らしてみよう

✅それでは、少し練習して手を慣らして
 みましょう。

① 写真のように、鉛筆を
  ✅寝かせた状態になるように
    少し長めに持つ
  ✅人差し指と中指にのせて
    親指ではさむ
  ✅手の力はなるべく抜く

 といった感じで持ってください。

② なるべく指と手首は使わずに、
 腕(ひじと肩)を動かす感じで
  「スッスッ」
 っと、力を抜いて素早く線を引いてみて
 ください。

③ 描く線は、写真のように
  ✅たて線を5~10本くらい
  ✅よこ線を5~10本くらい
  ✅丸をグルグルグル

 といった感じで自由に描いてみましょう。

 描いてみた結果、
 『字を書いているときとは
  書いてる感触が違うなぁ』

 ということが体験してもらえたなら
 バッチリです。

さいごに

・今回は、かなり駆け足でお話をしたので
 よくわからない部分もあったかもしれま
 せんが、大丈夫です。

 細かい部分は、これからいろいろな
 スケッチとかをチャレンジしていく中で
 自然とわかってくると思います。

 なので、今回はとりあえず
  ✖ いきなりガッツリ描く
  〇 少しずつ形を出していく
 というイメージだけ、持っておいて
 くださいね。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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