リアル絵の影の描き方(基本編)-影は階層で描ける
この記事でわかる絵のコツ
・鉛筆画のリアルな絵の描き方で
初心者の人が最初に知りたいことは、
境い目の無い自然な影の描き方
ですよね。
・この記事では、球体をモチーフに
鉛筆画のリアルな絵の陰影の描き方
について、具体的なやり方と手順を
解説していきます。
・これから鉛筆画でリアル絵を始めよう
という人は、ぜひ一度読んでみてください。
目次
✅鉛筆画のリアルな絵の球体の描き方
■球体の影のつき方を確認しよう
■球体のリアルな影の描き方
✅さいごに
鉛筆画のリアルな絵の球体の描き方
■球体の影のつき方を確認しよう
・鉛筆画でリアルな陰影を描くときの
ポイントは、
✅影の濃淡を階層でイメージする
ということです。
この記事では、簡単な例として、
球体に影をつけていきます。
■手順1
・まずは、図のように
右上から光が当たってる
ことを想像してみてください。
・すると、図のように
球体の右上の丸印をつけた部分が
一番強く光が強く当たっている
↓
一番明るく光っている部分
ということになります。
・図のように、
一番強く光が当たっている部分以外を
斜線で1回あみ掛けする
つまり、影をつけます。
■手順2
・つぎに、図のように
二番目に光が強く当たっている
つまり
二番目に明るく光っている部分
に丸を描きます。
・図のように、
丸を描いた部分の外側を
斜線でもう1回あみ掛け
します。
■手順3
・手順1~2と同様に、
「階層を決める」
⇒「影になる部分を1段階
暗くする(網掛けをする)」
の作業を繰り返していきます。
・最終的には、
地層のような影の濃淡の階層
が出来上がります。
・このように、
影の濃淡を階層でイメージする
ことが、
リアル絵の陰影の描き方の
いちばん大切なポイント
となります。
球体のリアルな影の描き方
■手順4
・図のように、リアルな影をつけるには、
まず
階層ごとに違う濃さの鉛筆で塗る
ようにします。
※「強い力で塗る」か「弱い力で塗るか」
というように、
筆圧の強弱で色の濃さを塗り分ける
ということは、
塗りムラの原因になり、
濃さを一定にするのも難しいので、
なるべくやらない
ようにしましょう。
・実際に塗ってみると、この図のように
なります。
■1枚目の写真
鉛筆で塗った直後の状態です。
鉛筆の線のあとがザラザラな状態で
残っています。
■2枚目の写真
ティッシュで軽くこすって、
ボカした後です。
鉛筆の線のあとは消えました。
鉛筆の濃さを変えたところは、
色の段差がそのまま残っている
状態です。
■手順5
・階層の境目を鉛筆で塗り重ねて、
綿棒で馴染ませます。
■1枚目の写真
色の段差になっている部分を鉛筆で
塗り重ねて、段差を目立たなくさせて
いきます。
■2枚目の写真
鉛筆で塗ったあとのザラザラな状態を
綿棒でぼかして馴染ませていきます。
これで、段差がだいぶ目立たなくなって
きました。
さいごに
■完成
・これで完成です。
・この絵では、まだ境目は残っている状態
ですが、「手順5」の馴染ませる作業を
丁寧に続けることで、境目はどんどん
目立たなくなります。
・とても簡単なので、ぜひ楽しみながら
描いてみてくださいね
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ありがとうございました
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