リアルでキレイな肌の書き方-鉛筆画のリアルな絵の描き方

鉛筆画のリアルな絵の描き方-肌の書き方サムネイル-セピア

この記事でわかるリアル絵のコツ

・この記事では
  ✅リアル絵で肌をきれいに塗る描き方
  ✅塗りムラができないようにするコツ

 がわかります。

・人物画で女性芸能人のリアルな絵を描こう
 とすると、その原画写真は必ず
  美肌効果のあるライティング(照明)
  でつやつやな肌になっている
 ということに気づくと思います。

 その肌を描くためには、この
  塗りムラにならないリアルな絵の描き方
 というのは必須のテクニックになって
 くるので、
  きれいな肌の描き方に悩んでいる人
 は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

目次

✅肌の下地の描き方(塗り方)
✅塗った下地をキレイにぼかす方法
✅境い目が不自然なところを修正する

肌の下地の描き方(塗り方)

・周辺の既にぬり終わった部分より、
 1段階うすい鉛筆を用意します。


・まずは、
  今から塗る予定の範囲全体を、
  まんべんなく塗る

 ことで、下地をつくります。
 (使用鉛筆:HB~2Bくらい

絵の書き方のポイント画像

・なるべくムラ無く塗るためには、
  筆圧を一定に保ちながら塗る
 という必要があります。

 そのために、以下の3つのポイント
 を意識するようにしましょう。

■ポイント①
  鉛筆の芯先は、常にしっかり削って
 とがらせておきましょう。

 ⇒芯先が
   「とがっているとき」
   「丸いとき」
  では筆圧が変わるのでムラになります。

■ポイント②
  鉛筆は寝かせて塗りましょう。

 また、鉛筆を寝かせる角度は一定
 に保ちましょう。

 ⇒寝かせる角度が変わると
  筆圧が変わるのでムラになります。

■ポイント③
 鉛筆を動かす速さは、ゆったりと
 一定のリズムで動かしましょう。

 ⇒途中で動かす速さが変わると
  塗りムラになります。
 ⇒特に、鉛筆を行ったり来たり動かす
  ときの
   ターンのところが濃くなりやすい
  ので注意しましょう。

塗った下地をキレイにぼかす方法

・パステルブラシ(ストレート)で、
  塗った下地の範囲全体を
  均一に馴染ませる

 ようにします。

※パステルブラシ(ストレート)とは、
 毛先の先端が台形をしているブラシです。
  ↓↓↓

リアルな絵のぼかし方-パステルブラシ画像
パステルブラシ
(ストレート)



・鉛筆で塗ったあとは、
  紙の上に黒鉛の粉が浮いている状態
 になっています。

 その黒鉛をブラシで均一に広げることで、
 ティッシュでぼかしたときのムラが減り、
  ■仕上がりの品質が上がる
  ■作業効率が上がる

 という効果が見込めるわけです。


■パステルブラシについては、
 こちらの記事で詳しく解説しています。
      ↓↓↓


■パステルブラシが無い人は、
 この「手順2」は飛ばして「手順3」に
 進んでください。



・写真のように、ティッシュでぼかして
 いきます。


・ポイントは、以下の5つです。
 意識しながら作業するようにしましょう。

■ポイント①
 指をティッシュでくるみます。

 このとき、紙に触れる面のティッシュに
 シワがよっていないことを、必ず確認
 してください。

■ポイント②
 指の腹で、
  やさしくなでるように
 こすります。

 余分な力は抜いて、
  「指が紙に触れているなぁ」
 くらいの感覚でOKです。

■ポイント③
 丸く、小さな円を描くように動かします。

■ポイント④
 力を入れず、均一な強さと速さで動かし
 ましょう。

 途中で「速さ」や「強さ」が変化すると
 ムラの原因になります。

■ポイント⑤
 こまめにぼかし具合を確認しながら
 作業しましょう。

 あたりまえの話ですが、
  「まだ足りないなぁ」
 は、足せば良いですが、
  「やりすぎちゃった」
 は、取り返しがつきませんからね。

境い目が不自然なところを修正する

■手順4

鉛筆画のリアルな絵の肌のぼかし方8-2

・1度塗っただけだと、新しく塗った場所
 のフチに
  「色の濃さの段差」
 ができます。

 この段差の部分を、重ね塗りすることで
 目立たなくさせていきます。


・具体的には、以下の2ステップの作業を
 「色の段差」になっていた部分が自然な
 感じになるまで繰り返します。

 ■ステップ①
  色のうすい部分に、
   ペンキの塗料を置くイメージ
  で少しだけ塗り重ねる
       ↓
 ■ステップ②
  ティッシュで馴染ませる


※修正は、一度に全体をやろうとせず、
 少しずつ進めましょう。

※塗り重ねは、一度濃くなり過ぎて
 しまうと修正が大変なので、
 2~3回にわけて塗り重ねるつもり
 で加減しながらやりましょう。


・肌の「色の段差」が無くなることで、
 全体のバランスがとれたら完成です。

さいごに

鉛筆画のリアルな絵の肌のぼかし方1
■作業前
鉛筆画のリアルな絵の肌のぼかし方11
■作業後

・色のうすい部分をムラ無く塗ることは、
  ごまかしが効かない作業
 なので、とても神経を使います。


・でも、今回の解説の中でもお伝え
 したように

 ■ポイント①
  肩の力を抜いてリラックス

 ポイント②
  鉛筆を寝かせて一定のリズムで塗る

 ポイント③
  とにかく焦らず丁寧にを意識する

 の3つのポイントを、しっかりと意識
 して作業することで、必ずきれいに塗る
 ことができるようになります。

 ひとつずつ、ていねいに実践してみて
 くださいね。


■関連記事

・ぼかしについては、こちらの記事でも
 解説しているので、ぜひ合わせて
 読んでみてください。
     ↓↓↓

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最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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